実用ベトナム語技能検定試験を受けてみた(^_^;)。
|Posted:2017/07/03 20:35|Category : ベトナム語のお話|
みなさん、こんにちは
現在、日本国内ではいろいろな外国語の試験が行われています。
私が受けただけでも、英語、韓国語、中国語…。
そのほかにもフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ギリシャ語、スウェーデン語…。
アジアの国々の言語ではタイ語、インドネシア語、シンハラ語等。
しかし、ベトナム語の試験はこれまで行われてきませんでした。
それが、今年からいよいよ始まるということで、これは早速受けてみるべし!!と、申し込みました。
まず、関門です。
自分がどのレベルを受ければいいか分からない。
受験案内に乗っている例題は、どうやら問題の形式を示すだけのもので、レベルは「合格ライン」の説明文を読んで判断するらしい。
しかも、後でわかったのですが、説明文はどこからか引用した臭いがプンプンします(^_^;)。
お時間がある方は、「日本語能力試験 旧試験との比較」と見比べて見ていただけたらと思います(^_-)-☆。
※コピーしたであろうと思われる箇所の間違い探しも面白いです(#^.^#)。
私自身は、最終的にある程度上のレベルの合格を目指しますので、そのレベルの難易度を知ることを目標に、とりあえず今回、2級と3級を併願で受験することにしました。
次に頭が痛いのが…。
どんな準備をしておけばいいのか分からない。
問題文は日本語なのか、ベトナム語なのか、問題の量はどのくらいなのか…等々。
また、ベトナム語は北部ベトナム語なのか、南部ベトナム語なのか。この違いは大きいですよ(^_^;)。
まあ、第1回目の受験者としてこれはやむを得ない事なのでしょうね。
試験会場は東京のみ。これも地方在住のベトナム語学習者には痛いところです。
実際に受験してみて、笑ってしまいました。
日本語教師としての感想ですが、まるで日本語能力試験(JLPT)そのままです。
それで、後から確認して上のようなことに気が付いたわけです。
問題文も「男の人と女の人が話しています」「男の人はどうして〇〇しますか」「女の人はこれからどうしますか」など、日本語能力試験のまま。
試験の形式も、 漢字の読みこそないけれど、語彙では文脈規定、言い換え類義、用法、文の組み立て、文章の文法等々、殆ど同じ形式です。
聴解では「即時応答」まであり、笑ってしまいました。だって、選択肢の数まで同じなんですから。
第1回目の試験を受けた者として、今後試験を受けられる方々に多少なりともアドバイスができるかなと思いました。
受験目的が「合格すること」であれば、難易度が低い級を受けることをお勧めします。
日常的にベトナム語を使う機会がない日本国内に住んでいる日本人にとって、かなり難易度が高い試験です。
合格したいということであれば、下の方のレベルを受けたほうがいいでしょう。
「ベトナム語学習のモチベーションを維持すること」が目標なら、少し高めでもいいかもしれません。
ただし、しっかり準備をしておかないと玉砕されます(^_^;)。
おそらく、1回目が終ったので、過去問題が(きっと高い値段で)出版されるでしょう。
それを購入して、しっかり準備しておくことです。
あとは、心の準備です。
問題文はすべてベトナム語です。日本語は一切ありません。
お勧めは日本語能力試験の問題を一通りやっておくことです。問題形式に慣れるために。
ネットで問題のサンプルが公開されていますから、それをぜひやっておいてください。
頭の中で「これがベトナム語になったら…」と想像しながら。
それと、南部ベトナム語を学習されている方はかなり不利です。
発音はすべて北部ベトナム語で流れます。聴解は北部の発音で練習しておかないと試験を受ける際には大変なことになるかもしれません。
とにかく普段からベトナム耳を作っておくことです。
初級の方はテキストについているCDを繰り返し繰り返し聞いてください。
中上級の方はベトナムの映画やニュースがいいかもしれません。
分からないなりにこれも効果があったように思います。
「NHK WORLD Vietnamese」
さあ、次の試験は来年の1月(?)ですよ。
皆さんは受験なさいますか(#^.^#)。
因みに、私は2級より3級の方が難しかったです。
もしかしたら、問題のレベル調整が上手くいっていないのかもしれませんね。
何と言っても始まったばかりですから(^_-)-☆。
では、また
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私が受けただけでも、英語、韓国語、中国語…。
そのほかにもフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ギリシャ語、スウェーデン語…。
アジアの国々の言語ではタイ語、インドネシア語、シンハラ語等。
しかし、ベトナム語の試験はこれまで行われてきませんでした。
それが、今年からいよいよ始まるということで、これは早速受けてみるべし!!と、申し込みました。
まず、関門です。
自分がどのレベルを受ければいいか分からない。
受験案内に乗っている例題は、どうやら問題の形式を示すだけのもので、レベルは「合格ライン」の説明文を読んで判断するらしい。
しかも、後でわかったのですが、説明文はどこからか引用した臭いがプンプンします(^_^;)。
お時間がある方は、「日本語能力試験 旧試験との比較」と見比べて見ていただけたらと思います(^_-)-☆。
※コピーしたであろうと思われる箇所の間違い探しも面白いです(#^.^#)。
私自身は、最終的にある程度上のレベルの合格を目指しますので、そのレベルの難易度を知ることを目標に、とりあえず今回、2級と3級を併願で受験することにしました。
次に頭が痛いのが…。
どんな準備をしておけばいいのか分からない。
問題文は日本語なのか、ベトナム語なのか、問題の量はどのくらいなのか…等々。
また、ベトナム語は北部ベトナム語なのか、南部ベトナム語なのか。この違いは大きいですよ(^_^;)。
まあ、第1回目の受験者としてこれはやむを得ない事なのでしょうね。
試験会場は東京のみ。これも地方在住のベトナム語学習者には痛いところです。
実際に受験してみて、笑ってしまいました。
日本語教師としての感想ですが、まるで日本語能力試験(JLPT)そのままです。
それで、後から確認して上のようなことに気が付いたわけです。
問題文も「男の人と女の人が話しています」「男の人はどうして〇〇しますか」「女の人はこれからどうしますか」など、日本語能力試験のまま。
試験の形式も、 漢字の読みこそないけれど、語彙では文脈規定、言い換え類義、用法、文の組み立て、文章の文法等々、殆ど同じ形式です。
聴解では「即時応答」まであり、笑ってしまいました。だって、選択肢の数まで同じなんですから。
第1回目の試験を受けた者として、今後試験を受けられる方々に多少なりともアドバイスができるかなと思いました。
受験目的が「合格すること」であれば、難易度が低い級を受けることをお勧めします。
日常的にベトナム語を使う機会がない日本国内に住んでいる日本人にとって、かなり難易度が高い試験です。
合格したいということであれば、下の方のレベルを受けたほうがいいでしょう。
「ベトナム語学習のモチベーションを維持すること」が目標なら、少し高めでもいいかもしれません。
ただし、しっかり準備をしておかないと玉砕されます(^_^;)。
おそらく、1回目が終ったので、過去問題が(きっと高い値段で)出版されるでしょう。
それを購入して、しっかり準備しておくことです。
あとは、心の準備です。
問題文はすべてベトナム語です。日本語は一切ありません。
お勧めは日本語能力試験の問題を一通りやっておくことです。問題形式に慣れるために。
ネットで問題のサンプルが公開されていますから、それをぜひやっておいてください。
頭の中で「これがベトナム語になったら…」と想像しながら。
それと、南部ベトナム語を学習されている方はかなり不利です。
発音はすべて北部ベトナム語で流れます。聴解は北部の発音で練習しておかないと試験を受ける際には大変なことになるかもしれません。
とにかく普段からベトナム耳を作っておくことです。
初級の方はテキストについているCDを繰り返し繰り返し聞いてください。
中上級の方はベトナムの映画やニュースがいいかもしれません。
分からないなりにこれも効果があったように思います。
「NHK WORLD Vietnamese」
さあ、次の試験は来年の1月(?)ですよ。
皆さんは受験なさいますか(#^.^#)。
因みに、私は2級より3級の方が難しかったです。
もしかしたら、問題のレベル調整が上手くいっていないのかもしれませんね。
何と言っても始まったばかりですから(^_-)-☆。
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