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日本語の教え方(4)  レアリア

 みなさん、こんにちは

 
 これまでHANAでは、他の外国語を使わないで日本語だけで日本語を教える「直接教授法」の例をいくつかご紹介してきました。

 絵カード、写真、ジェスチャーなど、いろいろな手段を駆使して教えるというお話でしたね。

 
 今日はその4回目。

 
 絵カードでも、写真でも、もちろんジェスチャーでもなかなか伝わらない言葉があります。

 
 次の写真を見てください。何か分かりますか。


 塩と砂糖
 砂糖と塩ですよ。どっちがどっちでしょうか
 

 分かったあなた、すごい!!

 左が塩で、右が砂糖ですね。

 
 でも、この写真は言葉を教えるのにはあまり都合がよくないと思います。はっきり伝わりませんし。


 では、絵カードを使うとどうでしょうか。実は、絵カードもちゃんと作ってくださっているんです。

 これ。
  ↓
 塩と砂糖 絵カード
 「塩」と「砂糖」の絵カードです。

 
 コーヒーを近くに書いておけば、「Sugar」の文字がなくても伝わりますね。

 ただ、塩のほうは「Salt」の文字がないと分かりにくいです。国によって何に塩を使うのか、ばらばらですから。


 このような場合には、どうしたらいいと思いますか。


       ………そう、実物を舐めてもらうのが1番ですね。

 このように新しい言葉を教えるのに使う実物を「レアリア」と言います。日本語教育ではよく使います。

 
 こんなのもレアリアがいいですね。


 しょうゆとソース
 左がしょうゆです

 特に、国によってはしょうゆがなかったり、ソースをあまり使わなかったりして、言葉で説明してもなかなか伝わらないことがあります。

 そんなときは、実物を用意して、匂いをかいでもらったり、ちょっとだけ舐めてもらったりすれば、より分かりやすくなりますし、どんな料理に使うかで日本文化の勉強もできますね。

 例えば、ベトナムに「ヌクマム」という魚醤があります。写真で見ても、言葉で説明しても、味や香りは分かりませんよね。匂ってみて、ちょっと舐めてみれば、よりベトナムに触れることができると思うんです。


 
 他にもこんな言葉を教えるときにレアリアがいいと思います。

 
 ジャズとクラシック 絵カード
 「ジャズ」と「クラシック」の絵カードです。


 音楽をかければすぐ分かりますね。


 レアリアを使うとより生き生きとした授業をすることができるとHANAでは考えています。あまり大きいものは教室に持ち込めませんし、そんなにたくさんも用意できませんが、効果的に伝えるものはできるだけ使いたいと思っています。


 久留米会場が7月にはオープンできる予定ですので、それまでしばらくお待ちくださいね。



 では、また
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